『運動ができる子になって欲しいなぁ』保護者の方からよく聞く声です。
では、運動ができる子に育てるためには、どうしたらいいのでしょうか。
小さい頃に運動をさせましょう!!
小さい頃に運動させることが、運動神経をよくすることにつながります。
よく聞くお話かと思いますが、これしか方法はありません。
今回のブログは、『運動神経を手に入れろ!』
なぜ小さい頃に運動すると運動神経がよくなるのか、
どんな運動をさせたらいいのかについてお伝えします!!
一生に一度の機会
人生は一度きり。
運動神経の発達時期も、実は一生に一回しかないのです。
ここを逃してしまっては、取り返しがつきません。
この人生一度きりの運動神経の発達時期を
『ゴールデンエイジ』と呼びます。
この時期は、3歳~13歳ごろとされています。
ゴールデンエイジ理論の前提になっているのが、アメリカの医学者であるスキャモンが発表した「スキャモンの発育・発達曲線」です。

「一般型(身長・体重)」「神経型」「リンパ型」「生殖器型」と、身体の各部位や組織の成長度合いを表しています。
運動能力に関係する「神経型」は、12歳頃までにほぼ100%発達するとされています。
この時期までにさまざまな運動を経験して神経を刺激することで、運動能力を向上させることができるのです。
『ゴールデンエイジ』に向けての準備
では、『ゴールデンエイジ』にだけ運動を行えばいいのでしょうか。
『ゴールデンエイジ』を最適に過ごすためには、それまでに準備が必要なのです。
0~3歳
特徴
- 骨格や筋肉などの基本的な身体構成の確立
- 五感による知覚
大切な運動
- 骨格・筋肉をバランスよく動かす遊び
- 五感を刺激する感覚遊び
この時期は、公園で自由に遊ばせてあげたり、保護者の方と一緒に遊びながら体を動かす楽しいさをお子様に伝えましょう。
歩けるようになる前は寝返りを打つなどの反射神経、座る、歩くといった基礎的な運動を心がけ、
安定して歩けるようになってからは走る、跳ぶ、跳ねる、回転する、登る、逆さまになる、投げる、ぶら下がるなど基本的な全身運動を遊びの中に取り入れましょう。
『ゴールデンエイジ』の過ごし方
いよいよ、『ゴールデンエイジ』の過ごし方です。
3期にわけてご案内します。
3歳~6歳(ゴールデンエイジ1期)
特徴
- 発育・発達における‘ホップ’‘ステップ’‘ジャンプ’の時期
- 一人でできるようになる喜びから楽しさへ変わる時期
大切な運動
運動の意味や目的を理解すること、集中力を継続させることが難しい幼少期は、遊びの要素を交えた運動を行いましょう。
リズムに合わせてジャンプする、じゃんけんをしながらジャンプするなど、楽しみながらさまざまな動作を経験することで、体の動かし方の基礎が身につきます。
6~12歳(ゴールデンエイジ2期)
特徴
- 心と身体が大きく成長し、可能性がふくらむ時期
- さまざまなスポーツ種目の経験をする時期
大切な運動
敏捷性(びんしょうせい)、瞬発力、バランス能力を高める運動能力は、「敏捷性」「瞬発力」「バランス能力」の3つに大別されます。
素早く動く「敏捷性」、瞬間的に強い力を出す「瞬発力」、体のバランスをコントロールする「バランス能力」をこの時期に向上させることで、
どのスポーツ競技にも応用できる基礎力が養われます。
12~13歳(ゴールデンエイジ3期)
特徴
- 心と身体のバランスを整える時期
- 得意種目を確立し、スポーツの技と戦術を習得する時期
大切な運動
複雑なトレーニング、スタミナ強化を開始脳が発達し、
十分な理解力が備わってくるゴールデンエイジ3期からは、複雑な動きのトレーニングが可能です。
心肺機能の成長も追いついてくるため、走り込みなどスタミナをつけるトレーニングも効果が表れるようになります。
運動神経を手に入れるには、ゴールデンエイジの運動経験が重要です。
保護者の方は、適切な時期に適切な運動に取り組めるよう、成長に合わせてサポートしてあげましょう。
運動は遊びです。できていなくても、保護者の方がお子様に怒る必要はりません。
コミュニケーションをとり、子どもが運動を楽しく長く続けていけることを目標にしてください。
参考:https://www.daiwahouse.co.jp/tryie/column/think/golden_age/
http://www.lily.ac.jp/dialogue/golden_age.html
運動神経向上に水泳は必要です。
水泳は感覚器を刺激する事に効果があるといわれています。
そのため、保護者の方には、『ゴールデンエイジ期』の準備の1つとして、
1歳ごろからプールへお子様を連れて行ってあげてください。
<水からの刺激特性>
水圧・水温から皮膚への刺激を与えます ⇒ 触覚(触ったり、触られたりすることを感じる感覚)
水の抵抗・浮力からの刺激 ⇒ 固有覚(自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚)
前庭覚(自分の身体の傾きやスピード、回転を感じる感覚)
また、『ゴールデンエイジ期』には「バランス能力」の運動神経を向上します。
水中では、陸上とは違った空間で水面に対して水平で体のバランスをとらなければいけません。
そのため、普段使わないバランスを保つ感覚に刺激が入り、「バランス能力」が向上されます。
今回は、運動能力の向上については触れていませんが、
『ゴールデンエイジ2・3期』には、運動能力が著しく向上すると言われています。
そのため、水泳を行うことで、「心肺能力の向上」「全身の筋力の向上」「骨格の成長促進」の効果が期待できます。
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